弦交換って面倒くさいですよね。
面倒くさいことが嫌いで、ズボラなキラーk(@666kimura)です。
以前はストラップを付け替えたり、ねじれを直すのすら面倒くさいので、それを簡単にする道具『 ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / 4600 Strap Lock Nickel 』を紹介させて頂きました。
今回は面倒くさい【弦交換】を少しでも楽にするため、ロックペグを導入することにしました。付けるのは『Fender Player Stratocaster 』という一番最近のFender Mexicoです。
なお、今回はFender純正のロックペグ『Fender Locking Tuners Chrome』についてレビュー、取付解説、使い方解説を行っていきます。
そういういえば、ぼっちちゃんペグ壊れてましたね。
当サイトではそんな後藤ひとりさんにもぜひ読んで頂きたい内容をお送りして参ります!
Fender Locking Tuners Chrome 概要
■ギター用ペグ
■ロッキングタイプ
■ナットマウント式ブッシュ
■スタガードポスト:高音弦、低音弦でポストの長さが異なる仕様
■寸法・ヘッド穴径: 約10mm・シャフト径: 約6mm・ポスト長さ: 約18.5-22mm
■内容:ペグ6個(ブッシュ付)
■カラー:Chrome
■重量:約318g
Fender American StandardやAmerican Professional、カスタムショップのCustom Classic等に搭載されているアメリカンスタンダードペグからなら木工加工なしで交換が可能なロックペグです。
Player plusシリーズなどには標準でついてますが、無印のプレイヤーシリーズにはついてないので、今回購入に至りました。
購入先
今回は楽天市場のショップ『MUSIC LAB』さんで商品を購入しました。新品で最も安かったのと、楽天お買い物マラソン期間中だったり、サウンドハウスさんは品切れだったのでこちらで購入しました。
注文してすぐに到着しましたが、色々時間がなくて遅くなってしまい部屋の隅に放置してました。
箱を開けると中はこんな感じ。
しっかり梱包されてます。
じゃーん!!
かっこいいですよね♪
それではこちらの取り付けに進んでいきたいと思います。
『MUSIC LAB』さんのキャラクター、かわいい。
Fender Locking Tuners Chromeの取り付け方法
まずは取り付けるためには、既存のペグを外す必要かあります。
必要な道具は取り付け取り外しともにレンチと、10mm ソケットがあれば大丈夫です。
ペグの取り外し
取り外すためにまず弦を外します。弦を外したら先ほどのレンチを使ってペグのブッシング(留め具)を外していきます。
外れたら下記のような感じになります。
指でちょっと強めに押せば外れますが、思いっきりではなくちょっと慎重に押してみましょう。結構ぴったり入っているので、振ったくらいでは落ちないフィット感です。
コンッという感じで外れます。
ズボラと力加減が適当な人間なので誤ってヘッドを壊しそうな気がしましたが、さくっと取れました。
無事とれるとこのような状態になります。裏側はペグを支える穴が開いてます。
パシフィカとかスクワイヤーとかもこんな感じになってますよね。最近はこのタイプが多いのかな?Fender Japanのギターだとこのこのタイプはほとんどないですよね。
綺麗な加工ですよねー、メキシコ工場の品質管理のレベルの高さが伺えますね。
ペグの取り付け
取り外しが終わったら実際につけていきましょう!
基本的には取り外しの逆の手順なので難しいことはありません。
むしろ押す動作もないので取り付けのほうが楽かもです。
ただしペグのホストの高さに注意してください。
上記の形で並んでますが、左から三つがポストが長いタイプ、右三つがポストが短くなってます。
見分け方ですが結構肉眼で並べてみてもわかりにくかったので、実際に差して見比べてみました。
床置きすると全然わからないですが、こうしてみると明らかに長さの違いが判りますよね。
上三つが短いポスト、下三つが長いポストが正解なので、その様に取り付けます。
付属をワッシャーとブッシング(留め具)を付けたら完成です。
あまり締め上げすぎるとヘッドが割れてしまうので、ちゃんと止まってればそれでOKです。
慣れてない人でも、20分くらいあれば出来てしまうと思います。お手軽な改造で見た目も利便性も良くなります。
メイプルは滅多に割れることはないと思いますが、マホガニーは割れやすいのでレスポール系のギターって怖いですよね。
Fender Locking Tuners Chromeの使い方
弦交換が楽になるロックペグは使い方も簡単でシンプルです。
念のために下記では使い方を記載します。なお、僕は弦はそのままだったので、今回は弦のカットは割愛させていただきます。
まずは下記の画像のようにペグのネジを回します。
ネジを回すとポスト側の穴が開きます。
この穴に弦を通してあげます。通した後は先ほど回した裏のネジを締め上げます。そうすることで弦が固定させるわけです。
これをしっかりと閉めたら弦をカットしてまいていくだけです。超簡単ですよね、普通のペグだと固定してあげないとズレちゃったりするのが、しっかりとロックされているので、ただ回すだけで良いわけです。
同じことを6本でやるだけで完成です、お疲れさまでした!
簡単ですよね、購入を躊躇していた方も簡単に出来るのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。以上がFender Locking Tuners Chromeの取り付け、取り外し、使い方になります。
音に与える影響は僕にはわかりませんでしたが、確実に弦交換はスムーズになります。またチューニングの安定感も少し増したように思えます。ペグシャフトに巻きつけた弦のたわみや摩擦が防がれて、チューニングの安定度向上に貢献してますね。
個人的には価格が1万円以上するようになってきましたので、少し高いなーという印象がネックでしたが一度つけてしまえば、この便利さは手放せなくなりますよね。
また冒頭で説明しましたが僕は楽天でいいタイミングで購入しているので、ポイントで実質価格は結構安く買えてますのでアリかなと思っています。
普通のロトマチックペグで弦交換がめんどくさいなーと思っている方にはおすすめの商品です。
あとぼっちちゃん、パシフィカ買うよりペグ交換したほうがどう見積もっても安いぜ!!
以上、『Fender Locking Tuners Chrome』についてでした。
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