先日、新規オープンしたハードオフのジャンクコーナーでフォトジェニックのレスポールタイプのギター入手してきました筆者(@666kimura)です。
車で弾いたり、ちょっとの空き時間にトラベルギター代わりに使うなら、4000円だし良いかなと思い試奏して購入。
今回はそんなPhotogenic(フォトジェニック)のレスポールスタンダードタイプのエレキギターを観ていきます。
Photogenic(フォトジェニック) LP-260の概要
上記画像のフォトジェニックが筆者の手に入れたレスポールスタンダードタイプです。
とにかく軽量(3kg前半)、そしてちょっと弾いて遊ぶには充分です!
いつのものか特定出来ませんでしたが、ピックガードがなく、取り付け穴もありませんでしたが、現在のスペックを下記に記載します。
Photogenic LP260のスペック
Body:Solid Wood
Neck:Nato
Fingerboard:Rosewood
Pickups:Photogenic 2 Humbucking
Controls:2 Volume / 2 Tone / 3 Way Toggle Switch
Scale:628mm / 22frets
Hardware:Chrome Plated
Neck Joint:Set Neck
安いレスポールタイプはストラトキャスターなどの様な”ボルトオンネック”が多い中、このPhotogenic(フォトジェニック)は”セットネック”でした
注目の点はフォトジェニックは”ボルトオンネック”の仕様が僅かで、”セットネック”仕様のほうが多いようです。
以前、レビューしたBUSKER’S(バスカーズ) BLC300 BKは”ボルトオンネック”でした。
ネックのセンターズレなどを気にしなくていいのと、やはりGibsonと同じ”セットネック”仕様のほうが個人的には好きです!
下記からは上から順に細部を観ていきます。
Photogenic(フォトジェニック) のヘッド
早速、ですがやってますね…
ヘッドの形状はGibson直下のブランド”Epiphone”よりGibsonしてます。
Epiphoneが廉価ブランドとかオリジナルブランドなどというのは、割愛します。
Epiphone(エピフォン)のギターが気になった方は、下記の記事も見て頂けたら幸いです。
ですが、ロゴやトラスロッドカバー、ペグどこも高級感は全くないです!
さすが、Photogenic(フォトジェニック) !!
ペグは横から差し込むクルーソンタイプですが、精度は使えるレベルで、トルクも均等で思ったより悪くはなかったですが、ボタンはかなりグリーンで見たことあるガムみたいな感じがあります。
とりあえず弾きやすくするため、トラスロッドカバーを外して、ネックの調整をしました。
開けると安ギターあるあるで、カスが溜まっています。
ちゃんと調整は出来ましたが、回りはちょっと硬かったり、均等な感じではなく、やはり安ギターという感じでした。
筆者くらいの変態になってくると、困った生徒を見過ごせない教師並みに矯正したくなり、ゾクゾクします。
Photogenic(フォトジェニック) のネック回り
ネック周りなのですが、まず何より気になったのはナットです。
右上がり!
個人的には、これが1番気になってます。
指板はローズウッドより色の薄いなんかです。
触り心地は悪くなく、ローレル指板の様なパサパサ感もなく、普通な感じです。
フレットは中古のため、若干くたびれてますが、ミディアムジャンボくらいな印象です。
また安ギターあるあるですが、フレットの高さはまともなギターより低いですが、支障のあるレベルではありません。
割り切って遊びましょう。
ネックの裏側を観ていきます。
シェイプはほぼ”C”シェイプです。
厚すぎず、薄すぎずストラトキャスターなどの様な感じです。
もしかして、Fenderタイプのフォトジェニックと同じ材で同じ削り出しなのかなと思うほどです。
そして、ちょっとボヤッとした感じはありますが、レスポールタイプらしくバインディングもちゃんとあります。
Photogenic(フォトジェニック) のボディ回り
続いてボディを観ていきます。
はい、ピックガードを付けたくなり付けてしまいました…
自分はピックガードが付いているほうが好みです。
ピックアップのエスカッションは色が薄かったので、出来ればピックガードと同じ色に交換したいです。
ボディの木目はフィルムなのかさだかではありませんが、やや人工的な美しさを感じます。
ピックアップカバーもやたら明るい色で逆に不思議な感じがします。
音の傾向としては、ローがあまり出ないため、綺羅びやかな印象です。
(ピックアップだけが要因では無いと思いますが。)
ストラトキャスタータイプの安ギターも何本も購入してきましたが、安ギターの音としては1番好きかもしれません。
続いてブリッジ周りへ。
チューン・オー・マチック(TOM)とテールピース。
安いレスポールタイプは結構、傾いてしまっている物を見かけますが、この個体は概ね問題ない印象です。
こちらのブリッジ周りも取り外してみると、剛性はそこそこあるものの、重量は軽く、高級感はないです。
ただおもちゃとして、軽量なレスポールタイプを探しているのであれば、これはこれでアリなのではと思います。
上記のSquierのジャガーもほぼこんな印象を受けました。
質感的には、Epiphoneのほうがちょっと良いかなという気はします、Orvilleには全く届かないという感じです。
価格がだいぶ違いますし、どれが良いという事ではないので、あしからず!
そしてボディ裏側を観ていきます。
厚みは薄い気がしますが、後ほど追記したいと思います。
バックプレートは変な色で、手触りは普通ですが、密度はなく軽いです。
きっと、コレはコストダウンではなく、軽量化です!
トグルスイッチはBOXタイプでした。
配線もスレンダーです…
お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、スイッチが折れており、これが原因で安くなっていた様です。
後ほど、ごっそり交換しようと思ってます。
ボリューム・トーンポット周りは後ほど追記します。
ノブはそこまで安っぽさはない印象です。
ストラトキャスタータイプの可哀想なノブをいっぱい見てきたからかも知れません。
フォトジェニックに限らず、安ギターはレスポールタイプのほうがそれっぽさはあるかも知れません。
ジャックプレートは謎か親切に金属パーツになってます。
Photogenic(フォトジェニック)さん… “優しさ”が素材に出ちまってるよ!!
プラスチックだと割れてしまうので、個人的にはアリです!
でも、ネジは華奢というアンバランスさが安ギターらしいです…
PhotoGenic LP260 レスポールタイプの評価・評判
下記からは『X(旧:Twitter)』の皆さんの評判・評価を掲載します。
概ね評価は良好な意見が目立ちました。価格なりではあるものの、皆さん、試行錯誤して楽しんでる印象を受けました!
まとめ:Photogenic(フォトジェニック)のレスポールはあり!
ざっと記載しましたが、いかがでしょうか。
悪い印象を持った方もいれば、安い割には良いじゃん!と思った方など様々だと思います。
筆者的には4000円だったので、完全に後者側の『良い』印象でした!
気になった方のご意見やご感想は下記コメント欄か、筆者の『X(@666kimura)』へ、どうぞ。
初心者の方や、これからギターを始めるに当たり購入する方には充分なギターだと思います。
筆者は、気になるところは弄って、壊れた時はパーツ取りするのには、最適、充分なドナーだと思ってます。
時間がある時に改造・修理して楽しんで行きたいと思います。
以上、Photogenic(フォトジェニック)のレスポールタイプを買ってみた【評判・評価・改造してみる】でした。
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