外に持ち運べる手軽なギターが欲しいと思い最近、リサイクルショップで購入した島村楽器のストラトキャスタータイプ『BUSKER’S(バスカーズ) BST-3H』。
色々な安いギターを手直ししては、手放しでいる筆者(666kimura)が今回は比較的新しいモデルを入手したので、細かな部分を含めてレビューしていきます。
SSHのストラトキャスターは汎用性が高いので、これからギターを始めたい方や、色々なジャンルを弾きたい方にオススメです!
なお、この記事の内容とは関係はありませんが、現在のBUSKER’S(バスカーズ)はストラトキャスタータイプは全てシングルコイルのモデルのみとなっております。
(島村楽器さんのオンラインストア限定でEris.Nestiaもいうものはあります。)
BUSKER’S BST-3Hの仕様
■仕様
ボディ:バスウッド
ネック:カナディアン・メイプル
フィンガーボード:エンジニアリングウッド
フレット:22F(幅:2.7mm 高:1.15mm)
スケール:648mm
ネック ジョイント:ボルトオン
ペグ:ダイキャストペグ
ナット:牛骨
フロントピックアップ:シングルピックアップ
ミドルピックアップ:シングルピックアップ
リアピックアップ:ハムバッキングピックアップ
コントロール:1Vol 1Tone 1miniS.W.(コイルタップ) 5wayセレクター
アウトプットジャック:オープン モノラル
ブリッジ:ヴィンテージスタイル シンクロナイズドトレモロSB-004/CR スチールサドル
コストダウンでパーツはある程度の品質になってしまってますが、逆に良い部分もみられます。
2つ前のモデル「BST-SSH」との違い
上記の記事では、バスカーズのSSHモデル「BST-SSH」を記載しています。
こちらとの大きな違いは
- コイルタップスイッチ
- ボディザクリ
に違いがあります。
前のモデル「BST-2H」との違い
一個前のモデル「BST-2H」とは主に見た目と使っているパーツが違います。
Wilkinsonというメーカーのパーツが使われていますが、触った感じやトレモロブロックの大きさも変わりないので、こちらとは使用はほぼBST-3Hに近いです。
下記からはBST-3Hの細かい部分も見ていきます。
ヘッド形状はフェンダーに近い形
まずは上からでヘッドです。
Fenderのストラトキャスターそっくりのヘッド形状です、Fenderのストラトキャスターについては下記の記事で紹介しております。
ペグはロトマチックタイプ
ペグは割と悪くないです。
直近、レスポールタイプで安い物を探していた際に触ったメ◯ソンのペグはトルクが一定ではなく、回りにくかったのですが、BST-3Hのペクはちゃんとしてます。
ナットは牛骨
ナットは牛骨らしいですが、定かではありません。しかし、溝もそれなりに整っていて決して悪くはないです。
フレットはちょっと低い感じがしますが、ミディアムジャンボくらいありそうで、指板は平らな感じです。
シェイプはUっぽい感じです。
ネックジョイントの裏側は綺麗です。
ツバ出しの22フレットも特に問題なさそうですが…
なんかチェックが付いているのと、なんか木が欠けてます…
とりあえず、次はボディに行きます!
ボディはストラトシェイプのSSH
見た目はチョット安っぽいSSHのストラトタイプといった感じです。
黒い部分がメッチャ黒いです。
ピックアップはセラミックマグネットのシングルコイル2つ。安ギターには定番のフラットなタイプです。
リアのハムバッカーは安っぽさはあるものの、定番の形状です。調整出来る側のポールピースは一部上がらなかったり、カバーを付けようとしたら手持ちのカバーにはハマりませんでした。
一応、コイルタップせずに弾いた動画をアップしました。
ハムバッカーっぽい音もしていて、安ギターとしては全然良いのではないかと思います。
なお、少し変わった仕様なのが、通常トーンコントロールのある部分にコイルタップスイッチが付いています。
現行品とも言える島村楽器WEBSHOP限定のEris. Nestiaと同じ仕様です。
Eris. Nestiaはローステッドメイプルだったり、ネックスケールだったり、カバードのハムバッカーだったりと変更点が多く見られ確実に色々良くなっている印象ではありますが、価格は高くなっています。
なお部分は若干上の方になりますが、ネックポケットは割と綺麗でした。
シムっぽい物が貼られていますが、バスウッド材っぽい見た目です。
ネックプレートはよく安ギターで見るゴムのついたタイプ。
プレイテックも似たようなものでした。
続いて、中身を見ていきます。
ボディのザクリは弁当箱でした。
次はアッセンブリー。
特に代わり映えはなく、よく見る安ギターの感じです。
配線も安ギターはカラフルですよね…
ボディ裏はこの様な感じです。
トレモロユニットはインナーブロックが小さいです。
出来れば、下記のパーツに変えたいです。
まとめ:BUSKER’S BST-3Hは便利な安ギター
ざっくりとまとめてみましたが、いかがてしたでしょうか。
個人的にはBUSKER’S BST-3Hは
- 価格が安い
- 本体が軽い
- 音色のバリエーションが多い
ということで安ギターではあるものの結構良いのでは?と思ってしまいました。
ギターもどんどん値上がりしているので、改めてギターを始めたい方や、これから始めてみたい方が試しに購入するのには充分ではないかと思います。
また下記の記事では、比較的御値段の安いギターブランドなども紹介しておりますので、気になったら是非そちらもご確認ください。
以上、【レビュー】BUSKER’S BST-3H【島村楽器オリジナル・ストラトキャスタータイプ】でした。
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