「ギターの見た目を変えたい」、「ボロボロになったギターを復活させたい」そう思う方は多いのではないのでしょうか。
今回はそう思いリフィニッシュをしようと考えた貧乏人の筆者(@666kimura)が100円ショップ「DAISO(ダイソー)」の塗料でOrvilleのレスポールをリフィニッシュしたので共有したいと思い記事にしました。
自分でリフィニッシュを検討している方や、100円ショップの塗料ってどうなのという方の参考になれば幸いです。
塗料自体はとても使いやすく、リーズナブルなので、オススメです!
あと呪術廻戦とHUNTER×HUNTER的には100均だけという縛りをかけてたらバフがかかるはず…
ダイソーの水性ニス『けやき』でリフィニッシュ!
今回は上記の木部工作用水性ニス、カラーはけやきを使用してリフィニッシュを行って行きます。
一応、事前に調べて見たのですが、結構、YouTuberの人などが紹介してましたが、ギターに使用している方はほぼいなかったです。
綺麗ですが、ギターのトップにこの柄だとアコギみたいになっちゃいますよね。
結構、製品的には良いという批評が多かったですが、実際どうかなのかということと、安いし買いに行きやすいから「これでやってみるか」という感じで見切り発車しました。
とりあえずフィルムを剥がしている最中のレスポールで試しましたが、行けそうな感じでした。
正直、剥がすだけでだいぶ疲れてしまったので、塗装に関しては深く考えていなかったです。
そんな経緯などがあり、塗装を開始して参ります。
なので、下記からは生暖かい目で見守って頂ければ幸いです。
マスキングをし、ギターの自家塗装開始!
外せるパーツは出来るだけ外したのですが、なるべく早く弾きたかったのと、音の変化を知りたかったのもありこの様な状態で塗装を開始しました。
(音の変化は結局、僕には分かりませんでした。)
ちなみにマスキングテープもダイソーで買ってきました。
レスポールのトップだけならダイソーのテープで充分足りそうでした。
で、この状態のレスポールに最初は刷毛で塗って行きました。
事前にお伝えしときますと、ギターのこの塗装方法で刷毛塗りはオススメしません。
下地の処理が甘かったのもあるかと思いますが、この通りえげつない色ムラになりました。
塗っている間は全く気がつくことが出来なくて、これです…
そのため、ウエスにニスを塗布して塗る方法に変更しました。
削って、削って、ニスのウエス塗り
やり直しと下地処理の意味も込めて、ヤスリで削り、ウエス塗りでだいぶ下の木目が分かるようになりました。
このあとの仕上げの画像を取り忘れたのですが、ほぼ色ムラは除去しました。
そして本来は黄色っぽく、仕上げたいなと思っていたのに、なんかオレンジっぽくなってきてしまったり、色味に深みがないなと思い急遽、メープルを追加購入し、ギターの中心部のみ塗ってみました。
途中で水性ニス『メープル』も投入!
中身は結構、けやきと色が違ったのですが、塗ってみるとほぼ違いは分かりませんでした。
深みを出すなら極端に違う色出ないと、意味なさそうです。
で、やはりこのままでは希望通りの色や艶ではないのでトップコートで艶を出していくことにします。
トップコートはラッカーに
トップコートはやはりこれから使ってく上で、劣化具合はニスだとどうなるのか分からなかったので、ラッカーにしました。
こちらを吹きかけて行きます。
上記画像は一回、ラッカークリアーを吹いた状態です。
思ったより、希望の色に近づきました。
明るさの違いもありますが、ラッカーを吹き付けると希望の色にどんどん近づいている感じがしたのともっと、ラッカー塗装独特のモッコリ感を出したかったので、ダイソーに行ってまたクリアーを買ってきました。
恐らくダイソーのラッカークリアーを3本近く使いました。
ラッカークリアーは他で買ったほうが、安上がりに納得行く出来に仕上がるかもしれません。
そしてラッカーも何度も塗るのに疲れ、研磨することに。
コンパウンドは家に車用があったので、それで仕上げることに。
コンパウンドで磨くと雑に反射していた光が鏡面の様な仕上がりに変わりました。
ちなみにダイソーでもコンパウンドは売っている様でしたが、最寄りの店舗になかったので、家にあったもので代用した感じです。
組み上げ、そして完成!
とりあえず早く弾きたかったので、ササッと組み上げました。
結構、いい感じに仕上がったと思います。
ついでに室内でエピフォンのレスポールと一緒に撮ってみました。
ポリ塗装と比較すると、ちゃんとラッカーの質感が出ているかと思います。
(着色は水性ニスなので、本来のラッカー塗装とは違いますが…)
どちらが良いかは好みによるかもしれませんが、自分はどちらも好きです。
ただ、やはり苦労して塗ったギターはやっぱり愛着が湧きます。
ダイソーの水性ニスで塗装するメリット
今回、この水性ニスを使おうと思ったのはいくつか理由があります。
- スプレーじゃないので、周りを汚さずに塗りやすい
- 室内でも嫌な匂いがしにくい(有毒性も少ない。)
- オイルベースのニスより乾きが早い
- 色の調整がしやすい
などが挙げられます。
本当はラッカーで全部塗装したかったのですが、ニスでも結構苦戦したので、ビギナーにはオールラッカーの塗装は難しいと思います。
全工程に一週間くらい係りましたが、匂いなどが無かったせいか家族からのクレームもありませんでした。
まとめ
だいぶざっくりした内容で申し訳ないですが、素人がダイソーの塗料でリフィニッシュした結果はこんな感じです。
個人的には大満足でしたが、めちゃくちゃ大変でした。
塗装するたびに「もう二度とやりたくない!」と思うのに、やりたくなっちゃうんですよね…
また水性ニスはギターに使う場合は、着色に留めてウエス塗りにすることが成功の秘訣だと感じました。
ラッカークリアーはダイソーのものだとトップだけでも、一缶では薄いので、他で購入したほうが安上がりかもしれません。
あと自家塗装をするなら暑い季節は研磨や塗装だけで、汗だくになるので、風少ない春や秋が良いと思います。
またついでではありますが、100円ショップで変えるおすすめアイテムも下記の記事にて紹介してます。
100円ショップってホント便利でいいですよね。
以上、【100円ショップDIY】ダイソーの塗料だけでレスポールをリフィニッシュ!【水性ニス・ラッカーでエレキギターを塗装】でした。
コメント