リアをシングルハムにしたら、フロントも変えたら面白いんじゃないかと思い今回は実験も兼ねて、フロントもハムバッカーにして配線もイジりました。
よくストラトキャスターでテレキャスターの音を出したいとか、レスポール・SGの音を出したいとか思うことはありますよね。
そう、筆者(@666kimura)はレスポール系を買うお金がございません。
そんな妄想を今回は実現してみました。
ネタ程度に楽しんで頂ければ、幸いです。
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今回はフロントをシングルサイズハムバッカーに変更
![FLEOR デュアル ホット レール ハムバッカー シングルコイル サイズ ギター ハムバッカー ピックアップ (13-14K) ホワイト フィット フェンダー ストラト スクワイア テレエレクトリック ギター](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_2560,h_1920/https://yutorichblog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG20240123094322-scaled.webp)
実はリアをシングルサイズハムバッカーに変える計画を立てていた時についでに購入していたFLEOR のシングルサイズ ハムバッカーをもう一個注文してました。
こちらはカラーはホワイトの抵抗値13-14Kです。
何故かパッケージはブラックと違います。
↑ブラックについてはこちらからご確認頂けます。
もうおなじみのアルミホイルに巻かれた宿儺の指スタイルです。
![FLEOR デュアル ホット レール ハムバッカー シングルコイル サイズ ギター ハムバッカー ピックアップ (13-14K) ホワイト フィット フェンダー ストラト スクワイア テレエレクトリック ギター](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_766/https://yutorichblog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG20240123094423-1024x766.webp)
開封してみるとブラックとは違うステッカーが貼られています。ブラックは「ALL」の記載がありました。
こちらのホワイトは「H・BRIDGE」と書かれています。
ブリッジは分かるのですが、「H」はなんなんでしょうか。
![FLEOR デュアル ホット レール ハムバッカー シングルコイル サイズ ギター ハムバッカー ピックアップ (13-14K) ホワイト フィット フェンダー ストラト スクワイア テレエレクトリック ギター](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_2560,h_1440/https://yutorichblog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG20240123094507-edited-scaled.webp)
配線はブラック同様にまとめられています。
恐らく、生産時期等は違うが物としては何も変わりはないということでしょう。
こいつをフロントピックアップに交換していきます。
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ついでにセンターピックアップも交換
![SeymourDuncan PU セイモアダンカン ギター用 ピックアップ SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン )
SSL2 RwRp VINTAGE FLAT STRAT MIDDLE RWRP](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_768/https://yutorichblog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG20240122134333-1024x768.webp)
センターはあくまでおまけで交換なのですが、買って放置していたSeymour DuncanのSSL-2を使います。
SSL-1のポールピースがフラットになっているverです。
センター様なので、ちゃんとRwRpです。
こちらはあくまでオマケなので、割愛します。
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「フロント+リア」を使えるように、ピックアップを接続・配線をイジっていく
![SSHの配線](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_768,h_1024/https://yutorichblog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG20240122121720-768x1024.webp)
前回、SSHで配線はほぼノータッチだったのですが、今回は「フロント+リア」が使えるように配線を変更していきます。
具体的には、コントロールを変更していきます。この時点でのこのFERNANDESの配線は上から
- マスターボリューム
- フロントトーン
- センタートーン
というストラトキャスターでは伝統的なコントロールですが、これをピックアップの取り付けついでに、下記の通り変更していきます。
- マスターボリューム
- マスタートーン
- フロントピックアップのボリュームブレンダー
最後のフロントピックアップのボリュームブレンダーにすることで、セレクターでリアにした時にブレンダーでフロントピックアップを使えるようになります。
また使う機会は少ないとは思いますが、「センター+リア」のハーフトーンの時にブレンダーを回せば、全ピックアップの音が出せるようになります。
配線に関しては、ポップギターズさんの記事を参考にさせて頂きました。
あと、以前持っていたシングルコイルのストラトキャスタータイプのギターもこの配線にしており画像が残ってたので、思い出しながらという感じです。
で、仕上がった配線がこちら!
![HSH レインボートーンの配線](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_768,h_1024/https://yutorichblog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG20240123124944-768x1024.webp)
ちゃんと音も出ていい感じです!
![HSH レインボートーンの配線 フロントブレンダー](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_768/https://yutorichblog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG20240123125020-1024x768.webp)
一本配線を足しましたが、フロントブレンダーにするだけなら、コレとはんだごてがあれば出来ちゃいます。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_32,h_32/https://yutorichblog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
シングルコイルで「フロント+リア」が使えるブレンダー配線
![フロントブレンダー レインボートーン 配線](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_768/https://yutorichblog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG20210301163853-1024x768.webp)
こちらは全部で触れた以前行ったフロントブレンダーの配線です。
バックアップがてら公開します。
![フロントブレンダー レインボートーン 配線](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_768/https://yutorichblog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG20210301163917-1024x768.webp)
島村楽器さんのCoolZ(クール爺)のストラトタイプだったと思いますが、綺麗ですね。
あと下記では一応、フロントブレンダー(レインボートーン)のメリット・デメリットについても記載しておきます。
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フロントブレンダー(レインボートーン)のメリット
フロントブレンダー(レインボートーン)のメリットですが、下記の通りです。
- ブレンダー(通常のポット)なので、スイッチの様な破損の心配が少ない。
- フロントの音をボリュームベースでブレンド出来る。
- テレキャスターや、ジャズマスター、レスポール、SGの様な2ピックアップに近い音が出せるようになる。
筆者的には最初からこれにしておいてくれたほうが、ありがたいくらいです。
フロントブレンダー(レインボートーン)のデメリット
フロントブレンダー(レインボートーン)のデメリットは、下記の通りです。
- 細かいトーン操作が出来なくなる。(トーンが一つになるため)
- ボタンで切り替えるほどの速さは対応不可
このくらいでしょうか。
で、肝心な音は‥
![HSH ストラトキャスター](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_768,h_1024/https://yutorichblog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG20240123183552-768x1024.webp)
で、完成した結果なのですが、、
正直、ビミョーでした\(^o^)/
というのも、元々のピックアップがあまり好みの音を出してくれなかったのもあるのですが、個人にはもっとパワフルな音になるかなと思ったら、安いボルトオンタイプのレスポールみたいな音でした。
ただリアにつけたシングルコイルハムバッカーより、フロントの方はかなり良く感じたので、HSHでもリアをフルサイズのハムバッカーにしたらストラトキャスタータイプでもかなりレスポール系の音はするかもしれません。
パシフィカの安いやつをフロントハムにしたり、下記の様なHHHなら面白いかもしれません。
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まとめ
![シングルサイズハムバッカー HSH](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_2560,h_1600/https://yutorichblog.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG20240123131522-edited-scaled.webp)
自分はあまり良い結果ではなかったですが、シングルサイズハムバッカーのHSHを作ってみたいと思った人の参考になれば幸いです。
レインボートーン(フロントブレンダー)はかなりおすすめなので、気になった方はぜひチャレンジしてみて下さい。
今回の結果的には、シングルコイルピックアップのほうがオススメです!
以上、ストラトキャスタータイプのギターをHSHに。ついでにフロントブレンダー(レインボートーン)でレスポール・SGの音を目指す!【フロント+リアの音を出そう】でした。
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