書こう書こうと思いきや、中々書く気が起きず書かなかったギターのご紹介です。
そのせいで少し辛口の評価になるかもしれませんが、GRASS ROOTS( グラスルーツ ) のG-SR-CHERRY KENについて記載して行きたいと思います。
ハイスタ好きの方や、レスポールタイプで安いものを探している方の参考になれば幸いです。
※筆者はにわかファンのため、大ファンの方には失礼な内容かもしれませんので、予めご了承ください。
余談ですが、Gretsch(グレッチ)から建さんのシグネチャー出ましたね。
GRASS ROOTS( グラスルーツ )とは
まずGRASS ROOTS( グラスルーツ )についてですが、知っている方も多いとは思いますが、ESP(イーエスピー)の最下位ブランドになります。
ESP(イーエスピー)は品質、価格ともにお高いブランドでその下にEDWARDS(エドワーズ)という中国で作り組み込みを日本で行っているブランド、その下に現在は完全中国製(他のメーカーの流れ的にインドネシアとかになってるかも)のGRASS ROOTS( グラスルーツ )といったブランド展開になっています。
G-SR-CHERRY KENについて
まずはG-SR-CHERRY KENのスペックです。
公式的にはこの様な仕様です。
G-SR-CHERRY KENはHi-STANDARDの横山健さんのシグネチャーモデルです。
で、細かい部分について記載して行きたいと思います。
ヘッドとペグ
ペグは結構重さのあるロトマチックタイプです、精度もいい感じです。
ヘッドの形状は独特で横山健さんのデザインだそうです。
ファンにはたまらないのかもしれませんが、ギブソン、エピフォンみたいな感じが自分は好みなので、少し不満点になってしまいました。
ナットも牛骨っぽい感じではない気がします。
裏側はこの様な感じ。
漢字で【健】が入ってます。
ここもにわかファンなのでちょっと恥ずかしいポイントでした。
またグラスルーツの解説の部分で、グラスルーツは中国製と書きましたが、こちらは2013年8月5日製らしく、メイドインコリアのシールが貼られています。
現在は変わっているかもしれません。
フレットは良好、レスポールっぽい握り心地
ネックですが、指板はローズウッドでドットインレイです。フレットはちょっと低めでミディアムジャンボよりちょっと細い感じがします。
ネックにはバインディングはなし。
フレットの端は特に処理が気になるようなことはなく、普通に演奏に支障はありません。
指板はローズウッドとのことですが、材は分かりません。
ダブルカッタウェイのボディに結構パワーのあるピックアップ
ボディはベニアかもしれませんが、キレイな模様が出ているダブルカッタウェイ仕様。
ハイポジションも弾きやすいので、いいボディシェイプだと思います。
ピックアップセレクターはコントロールノブの下についており、結構小さくて華奢なセレクターです。
またこのギターを開けてびっくりしたのが、この価格には珍しくピックアップ周りとポッド周りにノイズ対策のための導電塗料が塗布されてました。
(写真を取り忘れました…)
ピックアップは結構パワーがあり、レスポールらしいサウンドとなってます。
ストラトタイプと比較し、とてもノイズが少なく安定した歪の音が出せる感じはこの価格では優秀だと感じました。
ただ本家はフロントにSeymour DuncanのAntiquity、リヤにSH-4だったかJBが乗ってた気がします。
出来ればそっちが良かったなー…(価格的に難しいとは思います。)
ただ見た目的にはフロントカバード、リヤにゼブラハムという組み合わせがHHレイアウトのピックアップとしては最高にカッコいい組み合わせだなーと思い、この点はとても気に入ってました。
まとめ
自分はハイスタよりちょっと世代が下なので、どハマリはしませんでしたが、安価な割にはハイスタファンの方には満足してもらえる良いギターなのではとは思います。
良くも悪くも建さんのギターという色が他のシグネチャーモデルと比較してもかなり強いと思います。
自分は大人しくエピフォンかEDWARDSあたりの普通のレスポールタイプを買えば良かったかな、なんて思い手放してしまいました。
でも、ピックアップは本物ではないけど、カッコいい!!
気になっていた方の参考になれば幸いです。
以上、GRASS ROOTS( グラスルーツ ) G-SR-CHERRY KEN(助六)を買った。音質、価格、実体験を含めて詳しくご紹介!でした!!
コメント