ちょっと買おうかなーと思って試奏してきたYAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBLについて記載したいと思います。
ちなみにすぐ買っちゃうおじさんですが、今回は見送りました。
そのあたりの理由も含め記載していきます。
ちなみにですが、パシフィカは下記の種類を使用してました。
結論から言いますとピックアップ、ペグ意外は下位モデルとそんなに変わらないなーと言うのが印象です。
購入を検討している方の参考になれば、幸いです。
- YAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）の基本スペック
- YAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）のペグ
- YAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）のネック
- ネックプレートはYAMAHAのロゴ
- YAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）のピックアップ、コントロール
- YAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）のブリッジ、ボディ
- PAC611とPAC612を比較したメリット
- まとめ
YAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）の基本スペック
最近、特に人気のぼっちちゃんのパシフィカのハードテール版です。
定価は7万円位で、今回見てきた個体は中古で税抜き4万円ちょっとだったので、かなりお買い得かと思います。
YAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）のペグ
YAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）のペグはGrover社製Lockingチューナーになってます。
斜めに弦を通してロックするタイプです。
ちょっと独特な構造ですけど、精度も文句なしです。
あとストリングガイドは独特なものが2つついてます。最近自分はこの2つ付いてる好きです。
で、下記はヘッドの裏面
ペグだけで15000円くらいします。
結構、お値段のするペグなのでお買い得ではあります。
ポチップYAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）のネック
Pacifica6シリーズなキレイなグロスフィニッシュになっています。
ちょっとお高いギターの様な演出です。
下記画像は上がPAC200シリーズ、下がPAC721Jです。
3本を比較的するとPAC721Jが触り心地やシェイプが圧倒的に良かったです。
ネガティブな部分になりますが、Pacifica611は見た目以外はほぼPAC200シリーズと変わりませんでした。
いい意味ではYAMAHAは下位モデルも妥協なく作っているが、最上位モデルでも見た目くらいしか変わらないと言うのが僕の使った印象です。
最上位モデルらしく、プレイヤビリティでも違うなと思えたら買っていたかもしれません。
指板はローズウッドでフレットの処理は下位モデルと代わりはありませんが、やはりここについても下位モデルがいかに優れた水準なのかがわかります。
やはりここも上位グレードであれば差別化して頂きたい点ではありました。
ネックプレートはYAMAHAのロゴ
一応ですが、ネックプレートはYAMAHAのロゴ付きです。
ここは下位モデルにはない点ですが、特に特徴はなさそうです。
YAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）のピックアップ、コントロール
600シリーズの最も優れている点がこのピックアップ。
Seymour Duncanのピックアップが乗っています。
フロントピックアップはSeymour Duncan社製のSP90-1です。
これはめっちゃいい！
太くて甘いトーンが素晴らしいです。ストラトとレスポールのいいとこ取りな感じです。
一応、シングルコイルなのでどちらかと言えばストラトよりのためカッテングが気持ちいい、自分はめっちゃ好みでした。
ポチップリヤはハムバッカーでSeymour DuncanのCustom5が乗っています。
これもいいですが、もーちょっとパワフルたどいいなーとは思いました。
コイルタップもついていてこっちも使ってみて、全然良いんですけどやっぱりシングルコイルのリヤとはちょっと違うかなーという感じです。
でも、僕が触ってきたコイルタップのハムバッカーではかなりシングルに寄せた音が出てる気はしました。
セレクターセンターにした時のミックス音はピックアップの高さを調整してバランスを取ったら結構いい音がしそうな感じでしたが、この個体はもーちょっと調整していたら良いのになと感じました。
あと下記のSeymour Duncan SH-6bだったらもーちょっとパワーがあるので、どうなのかなーとか妄想しちゃいます。
ポチップカミツキの萩原（HAGI）さんという方もリアピックアップは変えているっぽいです。
YAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）のブリッジ、ボディ
ヤマハオリジナルのブリッジプレートに、Graph Tech社製String-Saverサドルが乗っています。
ブレちゃってますが裏面から弦を通します。
テレキャスターなどがこの様な構造が多いですが、HFMはこの様なハードテールになってます。
弦間ピッチは下位モデルが10.5mm、本機が10.8mmらしいのですが、ほぼ使用感としては下位モデルと変わらずです。
また、ぼっちちゃんのVFMはWilkinson社製VS-50が乗ってます。
弾いてみて思ったのは、自分にはHFMよりVFMのほうが魅力的に感じました。
まずHFMはアームが使えない、ですがここは自分にはあまり関係がないです。（あんまりアームを使わない。）けど、使えないよりは使えたほうがいいですよね。
あと最大の問題は弦のテンションがちょっとキツかったです。（自分はテンションが低いのと調整出来るVFMの構造のほうが好きです。）
ボディに振動が伝わりやすかったり、いい点が生きればいいのですが、それもあまり感じられませんでした。
ついでに言うとボディ自体は212VFMとなんも変わらないという印象でした。
PAC611とPAC612を比較したメリット
PAC611とPAC612ですが、比較するとピックアップの違いがありますが、今回触ってみて思ったのは、611のほうがピックアップ構造的にノイズが少ないというメリットを感じました。
ストラトキャスター的な使いたい場合は612のほうが良いとは思いましたが、611はストラトよりパワーのあるジャンルに対応しやすいと感じましたが、レスポールほどではないと言う感じです。
ハマればいい選択肢だと思います。
まとめ
価格は魅力だったのですが、自分はあまり212VFMとの違いが実感出来なかったことや、ハードテールに合わなかったのが購入に至らなかった原因でしたが、Seymour Duncanのピックアップやロックペグなどはとても魅力的ではあります。
またパシフィカの下位モデルと比較的すると、そんなに変わらないというのがいい意味でも、悪い意味でも目立ちます。
自分の主観ではありますが、参考になれば幸いです。
以上、【レビュー】YAMAHA ( ヤマハ )Pacifica611HFM TBL PACIFICA（パシフィカ）を試奏してきたでした。
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