島村楽器さんのエントリーモデルのギターブランド「BUSKER’S(バスカーズ)」に新たなモデルが追加されました。
自分も何本かお世話になってますが、軽量を売りにした初心者モデルが中心だったBUSKER’S(バスカーズ)に「ローステッドメイプルネック」のものが追加されました。
ローステッドメイプルネックとは?
ローステッドメイプルネックは、通常のメイプルネックに比べて、高温で加熱することで、木材がより硬く、より安定した状態になります。
ローストすることで、木材の中の湿気を減少させることができ、それによって、ネックの歪みや変形を防ぐことができます。
また、ローストすることで、木材の色が変化します。通常のメイプル材のネックは、白っぽい色をしていますが、ローストすることで、黄褐色や茶色っぽい色が表れます。
この色は非常に美しく、高級感があります。ローステッドメイプルネックが使われる楽器としては、特にエレクトリックギターが挙げられます。
エレキギターは、弦の力が集中的にかかるため、ネックが歪んでしまう場合があります。
しかし、ローステッドメイプルネックは、耐久性が高く、歪みにくいため、高い演奏性と音質を実現することができます。
ただし、ローステッドメイプルネックは、通常のメイプルネックよりも高価なため、一部の高級な楽器にしか使われていません。
また、ローストする温度の管理が非常に重要であり、温度を誤るとネックが破損するリスクがあるため、製造工程は非常に難しいとされています。
そんなローステッドメイプルネックがエントリークラスで味わえる
実はそんなローステッドメイプルネックがBacchus(バッカス)を筆頭にプレイテック(サウンドハウスオリジナルブランド)、セルダーなどエントリークラスのギターでリリースラッシュが続いています。
島村楽器さんでも追随する形での発売となってます。
BUSKER’S(バスカーズ)BST-Standard SPEC(基本情報)
ボディ | ポプラ |
---|---|
ボディ仕上げ | グロス仕上げ |
ネック | ベイクド・メイプル |
ネック仕上げ | サテン仕上げ |
指板 | エンジニアリング・ウッド |
ネックジョイント | ボルトオン |
ペグ | ダイキャストペグ |
ナット/ナット幅 | PPS/41mm |
フレット | 22F/ラウンドエッジ・フレット |
フロントピックアップ | ST3S (F) |
ミドルピックアップ | ST3S (C) |
リアピックアップ | ST3S (B) |
コントロール | ボリューム、フロントトーン、ミドル&リアトーン、5WAYレバースイッチ |
ブリッジ | シンクロナイズドタイプトレモロブリッジ |
使用弦 | 009-042 |
スケール | 638mm |
付属品 | ソフトケース、レンチ(4.0mm / ネック調整用) |
お求めやすい価格ながら、初めての楽器として大切な要素を押さえたギターです。このギターで身に付けた基本が、将来ほかの楽器を手にした際にも活きるようスタンダードなデザインで設計しました。
島村楽器
弾きやすさにつながる部分には特にこだわっており、ネックは細めで握りやすい形状に。フレットには手が痛くならないよう両端を丸めたパーツを採用しました。
またネック材には安定性を高める特殊な加熱処理を実施。湿度や温度の変化による影響を受けにくく、弾きやすい状態が長く続き、安心して練習に集中できる楽器に仕上げました。
なお、ボディカラーは下記の5色を展開。
軽量が売りの今までのモデルと違いボディはポプラに変わってます。
もしかしてBacchus(バッカス)のOEMなのかな?と思ったらびっくりする点がありました。
それが下記です。
スケールも変わってる
初めての方でもコードが押さえやすいように、ナット幅はやや細めの41mm、弦長(スケール)はやや短めの638mmを採用しました。
島村楽器
よくよくHPをみたらスケールが638mmでした。
これは通常のストラトより10mm狭い、PRSと同じスケールです。
これからはじめる人には弾きやすいかもしれません!
まとめ
ぜひ使ってみたいですね!ローステッドメイプルネックになってサウンドや耐久性も実際のところが気になります。
またピックアップなども変わってるのかなど、気になります。
つーかネック、ガングロですよね!?ヤマンバみたいな焼け具合!
ヤマンバネックやん!!eggやん!!
以上、島村楽器さんの「BUSKER’S(バスカーズ)」にローステッドメイプルネックが登場!【BST-Standard 発売】でした!
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