マルチエフェクターとは、一台の装置に複数のエフェクターが搭載されている機器のことです。
ギター、ベース、キーボード、ボーカルなど、あらゆる楽器に使用できる汎用性の高い装置で、プロやアマチュア問わず様々なミュージシャンに利用されています。
エフェクトの種類
マルチエフェクターには、様々なエフェクトが収録されています。
例えば以下のようなものが挙げられます。
・ディストーション
・クランチ・オーバードライブ
・ディレイ
・リバーブ
・コーラス
・フランジャー
・コンプレッサー
これらのエフェクトは、一つ一つ購入すると高価になるため、プロのミュージシャンでも一般的には利用されています。
複数のエフェクトを組み合わせられる
マルチエフェクターには、複数のエフェクターを連続で使うこともできます。
例えば、ディストーションをかけた音にディレイとリバーブをかけることでエキゾチックな音を出したり、コーラスとフランジャーをかけてシンセサイザーのような音を表現することも可能です。
また、マルチエフェクターには、プリセット機能が搭載されているものが多く、簡単に自分の好みの音を設定したり、他のミュージシャンが作成したプリセットを利用したりすることができます。
なお、マルチエフェクターは、エフェクター単体と比べて音質が劣る場合があると言われていますが、最新モデルでは音質やレスポンスが向上しており、エフェクター単体と同等の音を得ることができるものもあります。
マルチエフェクターは、初心者でも簡単に使いこなせる機器であり、音楽制作に利用することができます。
また、ステージでの演奏でも一つのマルチエフェクターで多彩なエフェクトを使うことができ、機材を持ち運ぶのが手間だったり、効果音をスピーディに切り替えることができます。
マルチエフェクターのデメリット
いいことばかりではなく、デメリットも念のため記載します。
マルチエフェクターのデメリットとしては、そのマルチエフェクターに欲しい音が入っていない場合と操作性にあります。
欲しい音が入ってない場合、近づけることは出来るかもしれませんが、納得出来るかは人それぞれです。
また操作性に関しては慣れなどもありますが、演奏中にエフェクトを切り替えたい場合、足の操作に上手く対応出来ないタイプもあります。
また各メーカーによって使い方が異なるため、直感的に理解したい場合は、通常のエフェクターを使うほうがストレスが少ないと思います。
まとめ
便利な機能がついたエフェクター、マルチエフェクター。
参考になりましたでしょうか。
自分に合ったマルチエフェクターを選んで、より良い音楽を演奏してみてください。
コメント