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【2025年】ZVW30 プリウス(前期)を買った話。16年落ち50万円以下で買える車をレビュー。【軽自動車との比較や使い勝手など詳しく解説】

【2025年】ZVW30 プリウス(前期)を買った話。16年落ち50万円以下で買える車をレビュー。【軽自動車との比較や使い勝手など詳しく解説】 自動車
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発売から、もう16年も経っているのにまだ町中を沢山走っているトヨタの名車『ZVW30 プリウス』。

今回は軽自動車からZVW30 プリウスに乗り換えた筆者(@666kimura)が購入して約2ヶ月ほどたったので、軽自動車との比較などを含めて、詳しく記載して行きたいと思います。

「50万円以下の車ってどうなの?」、「実際の維持費はどんなもの?」、「今更買ってどうなの?」という方の参考になれば幸いです。

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ZVW30 プリウスについて

ZVW30 プリウス(30プリウス)

まずZVW30 プリウスについてです。

プリウスPRIUS)は、トヨタ自動車が1997年から販売している乗用車。

世界初の量産ハイブリッド専用車(スプリット方式)である。

Wikipedia

今回、ご紹介するのは3代目のプリウス『ZVW30 プリウス』です。

ZVW60 プリウス
出典:Toyota

現行型は上記画像の5代目『ZVW60』という型式になります。

『ZVW30 プリウス』は2つ前の型で、その前が『ZVW50 プリウス』です。

林寸
林寸

細いことは割愛しますが、個人的に50プリウスはいりませんでしたw

やはり、最新の車と比較すると見た目は近代的ではないですが、『ZVW30 プリウス』もスタイリッシュなデザインだと思います。

ZVW30 プリウス(30プリウス)

筆者は最近のSUVや、トールワゴンなどのデザインがあまり好きではなく、車的なデザインとコスパが『ZVW30 プリウス』を購入した理由です。

「燃費も良く、意外と速い、荷物も人も乗せられるし、壊れないから、長く乗れそう。」

そんな印象だったので、購入しました。

その具体的な話を下記からは記載します。

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約46万円の30プリウス

約46万円の30プリウス

まずは購入した金額などから、記載して行きます。

林寸
林寸

上記はネット掲載されていた時の筆者が購入したプリウスの画像です。

筆者はダイハツのミラ トコットという軽自動車に乗っていました。

ダイハツ ミラ トコット

新古車で購入し、6年乗り約9万キロ走行しました。

トコット自体にあまり不満はありませんでしたが、子供が大きくなり手狭になってきたのと、金額が付くうちに売ってしまいたいということで、プリウスを購入することにしました。

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で、何件かZVW30 プリウスを見に行きましたが、地元で1番プリウスの在庫のある中古車屋は下取り金額はほぼタダ。

次に行ったお店のZVW30 プリウスは内装は綺麗だけど、15万キロ過走行保証、外装が個人的に気になり却下。

そして最後に行った下記のプリウスを購入することにしました。

約46万円の30プリウス

装備も良く、車内や外装は汚れが目立ちましたが、雨に濡れてたのもあり、これからやるのだろうと思って即決しました。

9万キロ超えているので、過走行といえば過走行ですが、5年で7万キロくらい乗る筆者としてはまだ行けるかなと言う感じです。

あと、カープレミア保証が1年付いているというのも、購入の決め手でした。

で、下記がその当時、下取りに出したトコットと購入となったプリウス。

ZVW30 プリウス(30プリウス)とダイハツ ミラ トコット
林寸
林寸

さよなら、トコット…

筆者は名残惜しかったですが、娘は狭い車は嫌いだと無慈悲でした。

で、一ヶ月ほど待たされ納車となりましたが、相変わらず汚いままでした⋯

ルームクリーニング済みって「これでかよ⋯」と思いました。

ZVW30 プリウス(30プリウス) ヘコみ

おまけに前述した通り、濡れていた車体では気が付かなかったのですが、運転席側のこんなとこがめっちゃ凹んでました⋯

(どういう当て方すれば、ここが凹むんだ⋯)

ちなみにトコットと写っている購入時の画像を見返したところが下記の画像なのですが…

30プリウス ヘコみ 拡大画像

バッチリ、へこんでます(泣)

というわけで、購入1週間経たず別の板金屋屋さんへ持ち込みました。

ZVW30 プリウス(30プリウス) ヘコみ直し

直すのに、5万円も掛かりました⋯

綺麗に直してくれた別のお店の対応は良心的だったので、直して良かったと心底思いました。

ZVW30 プリウス(30プリウス) ヘコみ 修理

気にならない方には、お買い得なのかも知れませんが、気が付かずに買った筆者としてはかなり痛い出費でしたね。

気が付かない筆者にも落ち度はありますが、他にも色々聞いていたので、その点など販売店は伝えるべきではないかと思ってしまいました。

林寸
林寸

お店を信用しすぎるべきではなかったです…

正直、購入店に関しては最悪だったと言わざるおえない、今回の買い替えでしたが、ブログのネタにもなるので、ある程度、目を瞑って乗っていきたいと思ってます…

その他、直した部分に関してはブログで紹介して行きたいと思っています。

気になる30プリウスの燃費

30プリウスの燃費:メーター

プリウスとなると気になるのは『燃費』です。

自分の場合は、片道30キロの通勤がメインですが、メーターではリッター22キロくらいで、満タン法で計算すると、リッター21キロくらいが平均です。

これは概ね以前乗っていたミラトコットと変わりないくらいなので、満足している点ですね。

プリウスの場合、バッテリーの劣化具合などで、燃費は異なる様ですが、この車両はまだバッテリーは持ちそうです。

またこの車両は購入前に車検が若干残っていたので、試乗が可能でした。

そこであまり違和感は感じなかったのが、せめてもの救いでした。

30プリウス OBD2 バッテリーの状態

OBD2に接続してバッテリーの劣化具合を判断出来る『ΔSOC』は正常な0になっていて、各バッテリーセルも16V代をキープしています。

後ほど、記載する保証でハイブリッドバッテリーも対象になっているので、壊れるなら1年以内に壊れて欲しいです。

30プリウスにある不具合

あとこの車ですが、30プリウスの持病と言われる『EGRバルブの詰まり』という症状が購入後、発症しました。

(これが購入店でも発覚して、後に記載する保証内容を変更したのではないかと思ってます。※カープレミア保証ゴールドからEGRバルブも対象になっています。)

しかも、購入初日からです…

「爆発するんじゃないか」、「無事に帰れるだろうか…」と心配しましたが、出先で同じ様な症状がないかと調べたところ、すぐ出てきたので、冷静に対処出来ました。

とにかく、バッコン!バッコン!

とてつもない恐怖です…

放置していると、エンジンマウントや他に悪い影響が出るかもしれないので、早めに対処出来ればしたほうが良いと思います。

(トヨタからもリコールは出ていて替えのパーツも出ていますが、詰まる時は、詰まる様です。)

その為、『EGRバルブ』の清掃をして、経過を観察しており、今のところ致命的な影響はないのと、それほどの衝撃はなくなったので、様子を見ているのですが、なにかあったら改めて記載していこうと思ってます。

ちなみに近所のディーラーに相談したところ、

「清掃じゃ、また詰まるかもしれないですよー」

とか軽くあしらわれましたが、ディーラーはパーツ自体を持っているわけではないので、時間も費用も掛かります。

林寸
林寸

「お前のとこで売ってた車だろ、しかも期間は過ぎてても、リコール対象だったんだから、せめて申し訳なさそうにしろやww」と思いましたが、言ってません!

「EGRバルブの清掃」を安価に行ってくれる整備工場などを探すのが、長く乗る上でも安心ではないかと筆者は判断しています。

カープレミア保証について

カープレミア保証書

ネットにあまり詳しい内容が無かったので、詳しく記載出来ればと思っておりますが、カープレミアという会社が行っている中古車保証が付いてました。

保証の内容としては、カーセンサーやグーネットの保証と変わりない様です。

というのも、保証の会社はこのカープレミアという会社が行っているので、一緒と言うわけです。

加入時に継続年数と、保証のクラスが選べるようで、自分の場合は店側が決めたゴールドで1年でした。

(契約時はブロンズと聞いていたので、店舗で後ほどEGRバルブの不具合など察知したのだと思います。※EGRバルブの対象はゴールドからです。)

交渉の余地はあったと思うのですが、その時は頭になく『ゴールド、2年』にすれば良かったと後悔しています。

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正直、ブロンズの保証では、ほぼ最低限というか、壊れても購入金額がそれなりで無いと車両価格分の保証までしか効かないので、意味はあまりないですが、無いよりはマシといった感じです。

シルバーに関しては、割愛しますが、もし30プリウスを購入するつもりで、このカープレミア保証に入られる方には『1年以上、ゴールド以上』の保証をお勧めします。

この車両に限らず、中古車はいつ壊れるかは誰にも分かりませんからね。

お世話になることがあったら、詳しく記事にしたいと思います。

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結論:中古車選びは時間をかけて納得する物を選んだほうが良い。

ここまでで一旦まとめますと、筆者は通勤距離が長く、売却、車選びに時間をかけなかったことが今回の反省点だったと思います。

売り切れてしまうこともあるかも知れませんが、その時は縁がなかったと思いましょう。

ちなみに筆者は買い取り専門店にも査定はお願いし、33万円という金額は聞いていましたが、上記にも記載したハイブリッド専門店では、3万と言われました。

車両価格が安い分、下取り金額が低いお店や、車両が高くても高く下取りしてくれるお店など様々だと思いますので、じっくり見極めるのが、プリウスを含め、賢い中古車の買い方だと思います。

読んで下さった方が、損をしないことを願っています。

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軽自動車とZVW30 プリウスの違い・比較

こちらからは以前乗っていた軽自動車(ミラトコット)とZVW30 プリウスの比較・違いを記載して行きます。

現在、軽自動車に乗っている方や、ZVW30 プリウスの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

林寸
林寸

結論から言うと、筆者的には買い換えて良かったかなと思っています。

運転手の疲れ:ZVW30 プリウスの勝利

30プリウス 運転席

ミラトコットは購入時、ミライース、アルトと比較しても乗り心地が良く、フィットやヤリスなどのコンパクトカーと変わらない印象でしたが、やはり広さとクッション性や、振動の少なさなどZVW30 プリウスのほうが乗り心地が良いと感じます。

特に通勤の1時間ほど乗った時の疲労感が違いますね。

以前は会社に着く頃には疲れていたのですが、多少疲れが軽減したおかげで会社に着いてから少し元気になった気がします。

あと足回りもZVW30 プリウスは走行距離によるとは思いますが、現状、16年落ち、9万キロ走行でも軽自動車よりだいぶ楽です。

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積載量:ZVW30 プリウスの勝利

30プリウス トランクルーム(荷室)
この下にもまだ収納スペースがあります。

最近の軽自動車は大きいので、積載量は上回ると思いきや、ZVW30 プリウスはかなり積載出来ます。

逆に軽自動車だと、後部座席を倒さないと荷物が載らなかったり、後部座席を使っていると荷室は殆ど開かないということもあるので、筆者はZVW30 プリウスのほうが荷物が載ると思います。

ZVW30 プリウスは後部座席を倒せばトランクルームを含めて、大人1人の車中泊が出来るくらいの広さがあります。

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エンジンオイル交換の頻度・費用:ZVW30 プリウスの勝利

ZVW30 プリウス エンジンオイル
ピンぼけしてて、すみません…

軽自動車とZVW30 プリウスの場合、エンジンオイルの交換頻度はZVW30 プリウスのほうが少なく済みます。

メーカーの推奨距離も普通車であるZVW30 プリウスのほうが距離が長いです。

実際、筆者の環境としては通勤3,4ヶ月くらいでオイル交換を行っていたのですが、ZVW30 プリウスはオイルの汚れ具合的に、半年に1回で良いと考えています。

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保険料:軽自動車の勝利

ZVW30 プリウス 保険料

筆者はSBI損保の自動車保険に入っているのですが、ミラトコット(軽自動車)から車両入れ替えで契約を更新したところ、ZVW30 プリウスのほうが保険料が8000円高くなりました。

車の種類や、年齢や保険会社、等級により異なる可能性がありますが、ZVW30 プリウスのほうが高くなる可能性が高いでしょう。

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燃費:引き分け

30プリウス 燃費計 (リッター:22.7km)

燃費については車種によりますが、筆者の乗っていた軽自動車(ミラトコット)の場合、リッター22キロくらいでした。

ZVW30 プリウスも上記で記載した通り概ね同じくらいだったので、引き分けとさせて頂きました。

筆者はZVW30 プリウスを購入する前、スペーシアベースを考えていたのですが、スペーシア系は大体リッター20kmくらいの様ですね。

筆者の走行環境は概ね平地なのですが、山間部などでは、もしかしたらZVW30 プリウスのほうが燃費は良いかもしれません。

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自動車税:軽自動車の勝利

軽自動車の自動車税

軽自動車の自動車税は13年以内であれば、10800円ですが、ZVW30 プリウスの場合、39800円です。

今のところハイブリッド税制優遇のおかげで上がることはなさそうですが、差額は約3万円と軽自動車のほうが安いです。

事故のリスクや、積載量、燃費などにより、その価値観は様々ですが、今のところ上がらないので、筆者はプリウスを選択しました。

結論:軽自動車でなければならない理由がないなら『ZVW30 プリウス』はあり。

ZVW30 プリウス(30プリウス) シルバー

維持費(主に税金)はやはり軽自動車に軍配が上がるとは思いますが、軽自動車でなければならない理由がないならZVW30 プリウスはありだと思います。

むしろ、まともな中古の軽自動車は昨今値上がり傾向にありますし、筆者も購入時検討しましたが、新車で買っても事故などを起こした場合、売値もまともに付かない可能性があるため、乗り潰すのであれば『ZVW30 プリウス』で良いやとなりました。

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今のところ、買って後悔はない『ZVW30 プリウス』

30プリウス ヘッドライト 研磨
ヘッドライトも自分で研磨して綺麗にしました!

だいぶ年式的にも古いし、何かと心配な『ZVW30 プリウス』ですが、まだ町中で沢山見かけますし、自分の買った『ZVW30 プリウス』も結構、元気です!

自分で修理したり、板金に出したり、まだ記事にはしてませんが、ATF(CVTF)も変えたりと色々、メンテナンスは行ってますが、軽自動車より耐久性なども優れていそうなので、あと5年以上を目標に乗っていきたいと考えています。

林寸
林寸

ネットでは30万キロ以上まで走ってる方がいたり、今だにタクシーでも見かけるので、自分も出来れば限界まで走らせて行きたいと考えています!

今から購入を検討してる方や、まだ自分の『ZVW30 プリウス』も元気に走ってるよという方がいたら気軽にコメント頂ければ幸いです。

以上、【2025年】ZVW30 プリウス(前期)を買った話。16年落ち50万円以下で買える車をレビュー。【軽自動車との比較や使い勝手など詳しく解説】でした!

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