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【ジャパビン】Greco EG480Bを買った話。【ジャパンビンテージギターをレビュー】

ギター
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休みなのに、熱が出てしまったため、溜まっていたブログのネタを更新します。

先日、ハードオフのジャンクコーナーで『Greco EG480B』をゲットしました!

Greco EG480B

まだこんなギター出てくるんだと思い、試奏もせずに購入。

ヘタっている部分などはあるものの、傷などは少なく、しかも全部オリジナルパーツっぽいので、簡単に直るだろうなと予想し、自宅に持ち帰り接点復活剤剤を吹いたらガリは残っているものの、フロントもリアも音が出るようになりました!

ありがとう、ハードオフ…

とりあえず、音は出るようになったので、ポットを変えるかは悩みどころですが、しばらくはこのまま使っていこうと思います。

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Greco EG480Bの概要

Greco EG480B

Greco EG480Bのスペック

・ボディ:ホワイトシカモア

・ネック:メイプル

・指板:ローズウッド

・ピックアップ:U-1000

『Greco EG480B』カタログ

年代により使用は様々な様ですが、自分の手に入れた物は77年式のものでほぼカタログと仕様が一致しています。

『Greco EG480B』セットネック

『Greco EG480』シリーズはボルトオンネックの物が多い中、セットネックなのがとても嬉しいポイントです。

製造はフジゲンで造りも申し分ないです。

ただのボロギターといえばそれまでですが、ジャパビンも言えば、立派に良いギターです。

下記からは細かな部分を見ていきます。

Greco EG480Bのヘッド

Greco EG480Bのヘッド

Greco EG480Bのヘッドですが、ロゴは「Greco」のロゴ。

そして、現在では許されないのではないかというヘッド形状、ヘッドインレイ。

トラスロッドカバーには「CUSTOM」。

Greco EG480Bのヘッド裏側

ヘッドの裏側にはシリアルがあり、「A77…」という形です。

初めの2桁の数字が製造年、アルファベットが製造月を示しているらしく、この様に「A77」で始まる場合、1977年1月に製造された個体であることを示しているそうです。

またこの時期は富士弦楽器製造で作られたモデルだと思われます。

ペグは『グレコMH801』というものらしいです。

スムーズに動きますが、トルクは少なく体感的には「1:10」くらいなんじゃないかと思うくらいです。

ネックは薄めで、”C”シェイプっぽい感じです。

Greco EG480Bの指板

ナットはプラスチックっぽい感じがします、恐らく純正なのではないかと思います。

ふつうのレスポールに比べて、ちょっと小さい様な気がします。

指板はローズウッドらしいですが、かなり黒いです。

ブロックインレイは謎の安っぽいのが埋め込まれてます。

Greco EG480Bの指板

この辺は最近の安ギターのほうが綺麗かもしれませんが、フレットはミディアムジャンボくらいのしっかりとしたものがついているので、弾き心地はこのギターのほうが全然良いと思います。

Greco EG480Bのボディ

Greco EG480B

ボディ周りは結構、個性的で70sのレスポールカスタムっぽい感じですが、ボディ自体は空洞になっていたり、リアハムバッカーがオープンスタイルカバーになっていたりと独特な仕様です。

その個性的な部分が全て自分の好みだったりしてとても気に入っています。

Greco EG480Bのフロントピックアップ周り

とりあえずフロントピックアップを外してみるとショートテノンでした。

この画像では分かりにくいですが、両サイドからかなり隙間が見えており、空洞になっています。

おかげでレスポールカスタムとしては、かなり軽いです。

スルーネックではないよな…

どうやって作っているのか謎すぎます。

Greco EG480Bのフロントピックアップ

フロントピックアップはU-1000。

裏側にはスタンプがあり、こちらは普通のゴールドカバーが付いています。

Greco EG480Bのリアピックアップ周り

リアも同様にスタンプがありますが、こちらはオープンスタイルのカバーです。

Greco EG480Bのリアハムバッカー

ちゃんとゴールドのポールピースで黒のカバーが付いています。

自分はリアハムバッカーはオープンのほうが好きなので、コレはホント好き。

過去に持っていたハイスタの健さんのシグネーチャーモデルは見た目はとても好きでした。

(重かったり、廉価版なので音などが好みではなくて手放してしまいました。)

Greco EG480Bのチューン・オー・マチックブリッジ

チューン・オー・マチックはノンワイヤーのナッシュビルタイプが付いてます。

取外したGreco EG480Bのチューン・オー・マチックブリッジ

画像では分かりにくいですが「MADE IN JAPAN」の刻印が入っています。

なんとなくですが、以前持っていたOrvilleに似ている気がします。

(OrvilleはABR-1だったと思いますが…)

Greco EG480Bのポット

コントロールはこんな感じでコンデンサーなどはあまり良いものではない気がします。

ガリが酷いので、ゆくゆくは修理か交換したいです。

まとめ:Greco EG480Bはとても良いギター

Greco EG480B

中古市場では恐らく定価以上になってしまっている『Greco EG480B』。

投稿者はジャンクで2万円で手に入れる事が出来ました。

ポットは修理したほうが快適に使えそうですが、音は出ているので時間が取れそうな時に直したいと考えています。

ストラトタイプの『Greco SE-500』も良かったのですが、レスポールタイプのほうが最近は好きなので、『Greco EG480B』は手放さず使っていこうと考えています。

以上、【ジャパビン】Greco EG480Bを買った話。【ジャパンビンテージギターをレビュー】でした!

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