ギター初心者から中級者まで幅広いユーザーに支持されているコンパクトアンプ、VOX Pathfinder 10(ヴォックス パスファインダー10)。
筆者(@666kimura)は何度か使ったことはあるものの、買ったことはなかったのですが、リサイクルショップで3000円で売っていたので、買ってみました。
本記事では、この人気ロングセラーモデル「VOX Pathfinder 10」のスペック、音質、使用感、などを踏まえ、解説します。

VOX Pathfinder 10とは?

「VOX Pathfinder 10」は、イギリスの老舗ブランド「VOX(ヴォックス)」によるエントリーモデルのソリッドステートアンプ(トランジスタアンプ)です。
「VOX Pathfinder 10」の基本スペック
出力:10W(RMS)
スピーカー:6.5インチVOX Bulldog
スピーカーチャンネル:クリーン/オーバードライブ切替
コントロール:ゲイン、ボリューム、トレブル、ベース
ヘッドホン/ラインアウト端子付き
サイズ:W380×D170×H260mm
重量:約4.8kg
特に自宅練習や宅録用として評価が高く、抜群のコストパフォーマンスが魅力です。
昔と定価はそんなに変わっていないのですが、セールであれば、新品でも3000円くらいでも売ってましたが、現在では、様々な選択肢が増えてたためか、その様な投げ売りは少なく、以前は流通量の多かった「VOX Pathfinder 10」はリサイクルショップやフリマアプリでは、比較的に安く手に入りやすいです。



サウンドレビュー|クリーンからオーバードライブまで

クリーンとオーバードライブが切り替えられる「VOX Pathfinder 10」。
そちらの音のサンプルと一緒に特徴を記載します。
クリーントーンの魅力
VOX Pathfinder 10の最大の強みは、そのクリーントーンの透明感です。
VOX伝統のブリティッシュサウンドをベースに、ジャキっとしたアタックと中域の立ち上がりが心地よく、アルペジオやコード弾きに最適です。

オーバードライブの評価
オーバードライブチャンネルはややファズの様で、軽めの歪み。
ハイゲイン用途には物足りなさもありますが、軽いロックやブルースには十分対応可能。
エフェクターペダルとの相性が良く、歪み系は外部で補うのがおすすめです。
VOX Pathfinder 10のメリット(長所)

- 自宅練習に最適な音量と機能
10W出力ながら、しっかりとした音圧が得られます。
ヘッドホン端子もあるため、夜間練習にも対応。
- 軽量&コンパクト設計
約4.8kgと軽量で、部屋間の移動やスタジオへの持ち運びも楽々。
狭いスペースにも設置可能です。
- 圧倒的なコストパフォーマンス
1万円前後で手に入る価格帯ながら、作りの良さと音質のバランスが高評価。
- ペダルとの相性が抜群
歪み系、空間系問わず、外部ペダルを使って音作りをするスタイルに向いています。
デメリット(注意点)

・内蔵エフェクトが非搭載
リバーブなどの内蔵エフェクトは搭載されていないため、別途ペダルが必要です。
・オープンバック構造のため低音に弱い
背面が開放された構造により、やや低音の迫力に欠ける印象。
ただし宅録や小音量では特に問題ありません。
ユーザーの口コミ・レビュー(SNS)
価格と購入情報
VOX Pathfinder 10は、新品で約12,000円前後、中古では6,000円前後で購入可能。Amazonや楽天市場、楽器店のオンラインストアで取り扱いがあります。

まとめ|VOX Pathfinder 10はこんな人におすすめ!

- 初心者でコストを抑えたい人
- 自宅練習や宅録を重視する人
- クリーントーン重視でペダルを活用する人
VOX Pathfinder 10は、価格以上のクオリティとサウンドを備えたベストセラー練習用アンプです。
購入を検討している方は、ぜひ実機を試奏してみてください!
当記事が、あなたのアンプ選びの参考になれば幸いです。
以上、VOX Pathfinder 10をレビュー!初心者にも最適な練習用ギターアンプでした!
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